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サラダなどで生で食べたり
おろして魚や肉に添えたり
煮物やみぞれ煮などでも美味しい、大根。
値段も手頃なことから
馴染みが深い食材のひとつです。
実は、この大根、美味しいだけじゃない!
たくさんの効果効能があるって
ご存知ですか?
今回は
・大根の効果効能
・大根の効果的な食べ方
・大根のカロリーや糖質
・大根は食べ過ぎで太るのか、大根の注意点
・大根おろしの効果は時間がたつと減るのか
・大根の保存方法や保存期間
などを調べてみました。
大根が持つ効果効能とは?
一緒に見ていきましょう。
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Contents
大根の効果効能は?
美味しくて使い勝手がいい、大根。
実は、この大根の効果効能が
すごいんです!
大根にはどんな栄養素があり
どんな効果効能があるのか
解説していきたいと思います。
大根の栄養素
まずは、大根が持つ栄養素を
見ていきましょう!
大根には
・ビタミンB1(疲労回復効果、糖質の代謝をサポート)
・ビタミンB2、B6(皮膚や粘膜の保護、タンパク質の代謝をサポート)
・ビタミンC(美肌効果、免疫力アップ効果、アンチエイジング効果、風邪予防)
・ナイアシン(皮膚や粘膜の保護)
・葉酸(循環器の疾患の予防効果)
・パントテン酸(抗ストレス、動脈硬化予防効果)
・ビオチン(美肌効果)
・食物繊維(便秘改善効果、腸内環境改善効果、生活習慣病の予防効果)
・ミネラル(カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄)
などが含まれています。
これだけザッと見ただけでも
すごいですよね!
さらに、大根には
・ジアスターゼ(アミラーゼ):でんぷんを分解する酵素
・プロテアーゼ:タンパク質を分解する酵素
・リパーゼ:脂質を分解する酵素
・オキシターゼ:発ガン性物質を解毒する酵素
などの酵素が含まれている他
大根の辛み成分のひとつである
イソチオシアネートと呼ばれる成分が
私達の体に嬉しい効果効能を
もたらしてくれます。
では次に、具体的に
どんな効果効能があるのか
詳しく見ていきましょう!
大根の効果効能①消化促進効果
まずひとつめは
大根の消化促進効果です。
大根に含まれる酵素が
・食品の3大栄養素の消化促進(酵素の種類:ジアスターゼ、プロテアーゼ、リパーゼ)
・魚の焦げなど発がん性物質の解毒(酵素の種類:オキシターゼ)
などの働きをしてくれます。
よく焼き魚に大根おろしを
添えて食べますよね?
あの大根おろしは、
ただ美味しいだけではなく
消化の促進や魚の焦げによる
発がん性物質の解毒を行う
効果効能も担ってくれていたのです。
また、大根の持つ酵素は
・胃もたれ
・胸やけ
・便秘
・食欲不良
などの緩和にも効果があると
言われています。
大根の効果効能③美肌効果
大根に含まれるビタミンCは
皆さんご存知、美容に嬉しい
効果効能がある栄養素です。
コラーゲンの生成をサポートして
シミやしわ、肌荒れなどを
予防してくれます。
大根の効果効能④風邪や病気の予防効果
大根に含まれるビタミンCは
美肌などの美容効果だけでなく
・活性酸素の除去
・抗酸化作用
・肝機能の向上
などの効果効能もある為
・風邪予防
・老化予防
・免疫力アップ
などにも繋がると言われています。
また、風邪の予防だけでなく
喉の痛みを和らげる効果もあるので
風邪を引いた際にも有効ですよ。
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大根の効果効能⑤ダイエット効果
大根には食物繊維が
含まれていることから
腸内環境の改善、便秘解消の効果が
期待できると言われています。
便秘が解消されば
体内の老廃物が排出されますから
ダイエットにも繋がりますよね。
また、大根に含まれる
酵素、カリウム、辛み成分には
・酵素:脂肪や炭水化物などのエネルギーの分解をサポート
・カリウム:むくみ防止
・辛み成分:代謝アップ
などの効果が期待出来る為
痩せやすい体質に改善されると
言われています。
大根の効果効能⑥大根のイソチオシアネートの効果効能がすごい!
生の大根を食べた際に
ピリっと感じる辛みの成分
イソチオシアネート。
あの辛みが苦手な方も
いらっしゃるかもしれませんが
(私がそうです!)
このイソチオシアネートの
効果効能がすごいんです!
この成分は大根以外にも
ブロッコリーやキャベツなどの
アブラナ科の野菜に
含まれているのですが
このイソチオシアネートは
・アンチエイジング効果
・抗菌効果
・殺菌効果
・解毒効果
・ガンの発生を抑える効果
などの効果効能があると
言われています。
すごいですよね。
これは、苦手・・などとは
言っていられませんよね!(笑)
イソチオシアネートは大根の先端部分に
特に多く含まれているので
「この辛みこそ体に嬉しい効果効能」と
肝に銘じてしっかり食べるようにしましょう!
大根の効果効能⑦大根の葉っぱの効果効能がすごい!
大根というと、あの白い身の部分を
思い浮かべますが、実は大根についている
葉っぱは栄養たっぷりで
様々な嬉しい効果効能あると言われています。
具体的には
・ビタミンA
・βカロチン
・食物繊維
・カルシウム
などになり、効果効能としては
・眼精疲労の緩和(ビタミンA)
・抗酸化作用(βカロチン)
・心筋梗塞、脳卒中予防(βカロチン)
・血管の梗塞予防(βカロチン)
などがあります。
大根は葉付きのものを購入して
身からも葉からもたっぷり
効果効能を頂いちゃいましょう!
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大根の効果的な食べ方
嬉しい効果効能がたっぷりの大根。
ちょっと見直した・・と言っては
大根に失礼かもしれませんが
でも、実際、見直しちゃいましたよね!
この大根の効果効能をしっかり
頂くにはどのように食べるのが
いいのでしょうか。
いくつかポイントがあるようです。
大根の効果的な食べ方①大根は生で食べるべし!
大根の酵素や辛み成分である
イソチオシアネートの
効果効能をしっかり頂くには
生で食べる必要があります!
まず、大根の辛みは
生で食べてこそ感じるものですよね?
煮物などの大根に辛みを
感じることはありません。
辛みを感じない=辛み成分の
効果効能にはあやかれない
ということになります。
なので、例え生であっても
大根を切って、またはおろした後
時間が経ち、辛みが飛んだものは
辛み成分の効果効能を
得ることができません。
また、大根に含まれている酵素は
熱に弱く60℃を超えると
効果効能が発揮されなく
なってしまうと言われています。
なので、大根の効果的な食べ方は
・大根は生でサラダか大根おろしで食べる
・できるだけカット、またはおろしたらすぐに食べる
ということになります。
特にダイエット中の方は
この大根を食前に食べることで
・食事の消化促進
・食べ過ぎ防止
の効果が期待できますよ。
大根の効果的な食べ方!大根は勢いよくガシガシとおろすべし!
「怒っている時に大根をおろすな」
という言葉があるのをご存知ですか?
怒っている時に力任せに
ガシガシと強く大根をおろすと
辛み成分が強くなってしまい
辛い大根おろしになってしまうことから
こう言われているそうです。
・・ということは!
辛み成分を強く感じるということは
イコール嬉しい効果効能がたっぷりの
イソチオシアネートのパワーが
存分に発揮されるということ!
なので、大根をおろす際は
勢いよくガシガシと粗くおろすのが◎!
ポイントは
・カットした大根の切断面をおろし金に垂直に当てておろす
・大根の繊維を断つようにおろす
になります。
おろし金にもこだわって
効果効能がたっぷりの大根おろしを
作ってみませんか?
こだわりのおろし金
その名も「おろしま専科」です!
力の加減で荒目と細目
お好みの大根おろしに仕上る上に
手早くおろせるので
栄養を損なう心配もありません。
フック付きの受け皿が
付いているのも嬉しいですよね。
ハンドルに指がかかるので
楽におろすことができますよ!
こだわりのおろし金で
大根の効果効能たっぷりの
大根おろしを作ってくださいね!
ちなみに、大根おろしの汁
・・ありますよね?
あれ、どうされていますか?
実は、あの大根おろしの
おろし汁にも効果効能がたっぷり!
大根おろしって汁気を軽く絞って
使いますが、その絞った汁は
クーっと飲むのがおすすめです。
お行儀が悪いですが
私はキッチンで立ち飲み!
苦手な辛みなので「う・・」と
なりながらも「健康の為!」と
念じて飲み干しています♪
大根の効果的な食べ方③大根は皮も食べるべし!
大根の嬉しい栄養素、ビタミンC。
このビタミンCが含まれる場所は
大根内に平均的に分布
されているわけではありません!
大根のビタミンCは
身の中心部より
皮寄りに多く含まれていて
その差、なんと2倍!
なので、大根はきれいに洗って
皮ごと食べるのがおすすめ!
また、大根の皮にはビタミンCだけでなく
毛細血管を強くする効果あるビタミンPや
骨や歯を丈夫にするカルシウムなども
含まれている為、皮ごと食べることで
さらに嬉しい効果効能が期待出来ますよ。
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大根のカロリーや糖質は?
大根の効果効能、効果的な
食べ方がわかったところで
大根のカロリーや糖質も
チェックしておきましょう!
ダイエットをされている方は
カロリーや糖質は
気になるところですよね。
大根のカロリーや糖質は
100gあたり
・カロリー:18キロカロリー
・糖質:2.8g
になります。
大根の100gというと
2.5センチ程の厚さに
輪切りにカットした大根が
100g程になります。
ちなみにほうれん草や
人参のカロリーと糖質を見ていくと
同じく100グラムあたり
ほうれん草
・カロリー:25キロカロリー
・糖質:0.3g
人参
・カロリー:36キロカロリー
・糖質:6.4g
になります。
大根は根菜類なので
ほうれん草に比べると
糖質は多めですがカロリーは低い。
また、同じ根菜類の人参と比べても
カロリー糖質ともに低く
大根は低GIの食品とされています。
低GIの食品は血糖値の上昇を
穏やかにしてくれる食品になる為
血糖値を気にされている方や
ダイエット中の方におすすめの食品と
言われています。
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大根は食べ過ぎで太る?注意点を解説!
続いて見ていくのは
大根を食べる際の注意点!
大根は食べ過ぎると
太ってしまうのでしょうか。
どんなに体に良くてヘルシーと
言われている食品も
食べ過ぎるとやはり逆効果で
太る原因に繋がることもあります。
大根も根菜である為
糖質を含みますし、カロリーも
ありますから、食べ過ぎはNGですが
通常の食事量であれば
太る心配はないと言われています。
ただ、太ることを気にされている場合は
・食事と一緒に大根を食べると、消化が促進され食欲がアップしてしまう可能性があるので、食事の前に食べる
・大根は熱を加えることで、酵素が壊れるだけでなく糖質が作られてしまい血糖値が上昇しやすい食べ物になってしまうので生で食べる
などの注意が必要です。
また、太りはしないものの
大根は食物繊維が多いので
食べ過ぎることで
下痢や軟便になる
食前に生の大根や
大根おろしを食べることで
・腹痛になる
・吐き気を感じる
などの可能性もあるので
体質や体調に合わせて無理なく
食べるようにしましょう。
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大根おろしの効果は時間がたつと減る?
体に嬉しい効果効能がある大根。
特に大根おろしにすることで
辛み成分のイソチオシアネートや
酵素などが摂れるとされていますが
この大根おろし・・時間たつと
辛みが緩和されますよね?
ということは、効果効能も減る?
結論からお伝えすると
減ってしまったり変わってしまう
効果効能もありますが
変わらない効果効能もあります。
その為、大根おろしは
食べる直前にすりおろし
15分以内に食べるのがベストと
言われています。
どのように効果効能が変化するのか
ひとつずつ見ていきましょう。
時間がたつと減る大根おろしの効果効能
大根おろしの辛み成分
イソチオシアネートは
アンチエイジング効果や
殺菌抗菌効果がある
とのことでしたよね。
このイソチオシアネートは
蒸発しやすい為
時間がたつとどんどん
減っていってしまいます。
時間がたつと大根おろしの辛みが
緩和されるのは、イソチオシアネートが
蒸発しているからです。
辛みが飛んで
食べやすい大根おろしには
なりますが、反面効果効能が
減ってしまっているのです。
時間がたつと変化する大根おろしの効果効能
時間がたつと変化してしまう
大根おろしの効果効能は「酵素」と
「ビタミンC」になります。
ビタミンCは酸化に弱く
変化しやすいことは
よく知られていますよね。
ただ、最近の研究では酸化した
ビタミンCであっても、体内に入ると
酸化する前のビタミンCと同様の働きを
することがわかっているそうです。
とはいえ、ビタミンC以外の
ビタミンの中には時間がつと変化
しやすいものもあります。
様々な嬉しい働きがある酵素も
変化したり減ったりすることがある為
やはり、大根おろしはすりおろしたら
すぐに食べるのがいいと言われています。
時間がたっても変わらない大根おろしの効果効能
時間がたっても変化したり
減ったりすることがない
大根おろしの効果効能は、食物繊維。
食物繊維は安定している
栄養素になる為、大根をすりおろして
しばらく時間がたっても
減ることはありません。
大根おろしの保存方法は?
食べる直前におろすのが
いいとされる大根おろし。
とはいえ、大根おろしを作るのって
案外面倒・・事前にすりおろして
おきたくなりますよね?
また、多くすりおろしてしまった場合など
できれば大根おろしを保存しておきたいもの。
効果効能を減らすことなく大根おろしを
保存する方法はないのでしょうか。
この答えは、無理!
一般家庭では、大根おろしの
効果効能を少しも減らさず
保存ずるのはほぼ無理なことだと
言われています。
少しでも効果効能を
減らすことなく保存する方法としては
・冷蔵庫で保存する場合
できるだけ空気に触れないように保存する
こちらのような真空パック機や専用の容器が
あれば安心です。
大根おろしを入れて
フタをしたら空気を抜いて保存して
冷蔵庫で保存します。
大根おろしの場合は
キャニスターの方が便利ですよね!
ただ、ロールも付いているので
大根おろし以外の食品の保存にも
もちろん使えます!
パンや野菜、調理済みの
惣菜などもパックできますので
食品の無駄がなくなりそうですよね。
大根おろしの冷蔵保存は
2日程になりますよ。
・冷凍で保存する場合
すぐに食べる予定がなければ
大根おろしは冷凍するのがおすすめ!
大根をおろしてすぐに冷凍し
完全に-18℃以下をキープできれば
効果効能の減少は少なくすむと
言われています。
冷凍方法は、先の真空パックでも
もちろん可能ですが
冷凍する場合は小分けにして
ラップに包み金属トレイの上で
急速冷凍すればOK!
その後、ジップロック付きの
保存袋などに入れて
保存するようにしましょう。
冷凍することで1ヶ月程
保存可能になります。
とはいえ、完全に効果効能の
減少を減らすのは不可能!
できれば、大根おろしは
食べる直前に作るようにしましょう。
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大根の保存方法や保存期間は?
さて、最後に見ていくのは
大根の保存方法と保存期間!
安い時期などは大根を
丸ごと1本購入することも
ありますよね?
大根はどのように
保存するといいのでしょうか。
常温での保存方法と保存期間
丸ごとの大根は冷暗所などの常温で
保存することも可能です。
1、葉が付いていたらカットする
2、新聞紙で包む
3、風通しのいい涼しい場所で立てて保存する
になります。
保存期間は
・冬:1ヶ月程
・夏:5日程
になりますよ。
冷蔵庫での保存方法と保存期間
冷蔵庫での保存方法は
丸ごとの大根の場合は
1、葉が付いていたらカットする
2、新聞紙で包む
3、冷蔵庫の野菜室で立てて保存する
になり、保存期間は10日程になります。
丸ごと1本が入りきらない場合は
1、ラップに包む
2、冷蔵庫の野菜室で立てて保存する
になります。
カットしてしまうと
鮮度が落ちるのが早まりますが
それでも1週間程は
保存が可能になりますよ。
冷凍の保存方法と保存期間
大根は冷凍で保存することも可能です。
1、大根をいちょう切り、千切りなど使いやすい大きさにカットする
2、ジップロック付きの保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れる
になります。
冷凍することで1ヶ月保存が可能。
ただ、風味や食感は落ちてしまうので
加熱調理に使うのが◎!
味噌汁やスープ、煮物などに
冷凍のまま使うようにしましょう。
大根の葉っぱはどうする?
大根の葉っぱは栄養価がたっぷり!
捨ててしまうのはもったいない!
カットしたら細かく刻んで
じゃこやかつおぶし
桜えびなどと一緒に油で炒めて
醤油で味を整えれば
栄養価満点のふりかけになります。
すぐに使わない場合は
塩ゆでしてジップロック付きの
保存袋に入れて冷蔵、または
冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷蔵庫の場合は3日程
冷凍の場合は1ヶ月
保存が可能になりますよ。
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まとめ
大根の効果効能や
効果的な食べ方を見てきました。
大根の効果効能には
・消化促進効果
・美肌効果
・風邪や病気の予防効果
・ダイエット効果
などがあり、特に大根に含まれる辛み成分
イソチオシアネートの効果効能が大きく
・アンチエイジング効果
・抗菌効果
・殺菌効果
・解毒効果
・ガンの発生を抑える効果
などの効果が期待できる
大根の葉っぱの効果効能としては
・眼精疲労の緩和効果
・抗酸化作用
・心筋梗塞や脳卒中の予防効果
・血管の梗塞予防効果
などがある。
大根の効果的な食べ方は
・生で食べる
・勢いよくガシガシとおろして食べる
・皮も食べる
効果的な食べ方で大根の効果効能を
あますところなく頂いちゃいましょう!