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焼きそばや牛丼に添えられている紅生姜。
食欲をそそりますよね。
そんな紅生姜の栄養や、その効能ってご存知ですか?
食べ過ぎたら体に悪いのかも気になります。
そこで今回は、
・紅生姜の栄養
・紅生姜による効能
・紅生姜は塩分が多い?食べ過ぎは体に悪いのか
・紅生姜の適量
・紅生姜のカロリーや糖質
・生姜の種類
について調べてみました!
それではさっそく見ていきましょう。
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Contents
紅生姜の栄養は?
紅生姜は、生姜を梅酢につけて作られています。
生姜というと、体を温めてくれるイメージがありますが、どのような栄養が含まれているのでしょうか?
生姜には、たくさんの栄養が含まれています。
代表的なものは、ビタミンB1、B2、C、E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リンなどです。
これら以外にも、生姜特有の香りや辛みの素となっている成分が含まれています。
どのような成分なのか、詳しく見てみましょう。
ジンゲロール
生の生姜に含まれる辛み成分です。
体を温める効果と殺菌作用があります。
お寿司と一緒にガリを食べるのも、生姜の殺菌効果を期待しているためです。
冬にはもちろんいいですが、殺菌作用を考えると、夏に食べるのもおすすめです。
さらに、頭痛や吐き気を緩和するので、二日酔いの時にもいいですね。
ショウガオール
体の深部の熱を全身に運ぶ働きをしてくれます。
手足まで温めてくれるので、冷え性の方にぴったりです。
ショウガオールは、加熱することでジンゲロールが変化した成分です。
ショウガオールの栄養を発揮させたい時は、紅生姜を乾燥させるか、加熱調理してから食べましょう。
ジンゲロン
これも、ジンゲロールが加熱により変化した成分の一つです。
腸の働きを改善し、便秘を解消してくれます。
脂肪を燃焼しやすくしてくれるので、ダイエット中の方にも嬉しい成分です。
紅生姜を乾燥、または加熱することで得られる効果なので、お好み焼きなどに混ぜて加熱して食べると簡単でいいですね。
シネオール
シネオールは、香り成分です。
食欲を増進させ、疲労回復や夏バテ解消につながります。
食べ物を美味しく感じさせる効果もあるので、様々な料理と一緒に紅生姜を使いたいですね。
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紅生姜による効能は?
紅生姜に様々な栄養が含まれているのはわかりましたが、食べることでどのような効能が得られるのでしょうか?
免疫力アップ
体温が下がると、免疫力も同時に低下してしまいます。
紅生姜には、体を温める効果があるので、免疫力アップにつながります。
風邪予防にもなるので、寒い時期には特に積極的に摂取したいですね。
冷え性改善
紅生姜には、血流を改善する効果が期待できます。
全身に血流がいきわたることで、冷え性の改善につながります。
特に、女性には嬉しい効果ですね。
老化防止
紅生姜には、最近話題の抗酸化作用があります。
血管の老化を防ぐ作用があるので、アンチエイジングに興味がある方にもおすすめです。
ダイエット
体温を上昇させ、血流もよくなると、ダイエットにもつながります。
代謝をよくすると、エネルギー消費量もアップするので、太りにくくするためにも重要です。
それだけではなく、血中コレステロールを下げる効果も期待されているので、健康的に痩せたい方におすすめです。
生活習慣病の予防
代謝を促進したり、脂肪を燃焼したりする作用があるので、生活習慣病の予防にもなります。
生姜を定期的に食べることで、コレステロール値と血糖値が下がったという調査結果もあり、心臓病の予防にも効果が期待されます。
発汗作用により、デトックス効果もあるので、健康体を目指している方にぴったりです。
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紅生姜の塩分は多い?食べ過ぎは体に悪い?
紅生姜には、様々な効能が期待できるので、たくさん食べよう!と思った方もいるのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!
紅生姜は、適量食べる分には体にいいものですが、食べ過ぎには注意が必要です。
まず、紅生姜に含まれる塩分について見てみましょう。
紅生姜の塩分は多い?
紅生姜に含まれている塩分は、他の漬物と比べて多いのでしょうか?
調べてみたところ、紅生姜の塩分は漬物の中でも多いようです。
100gあたり塩分が7.1g含まれています。
しょうが甘酢漬けと比べると2倍以上の量になります。
同じ生姜を使っていても、塩分量にはかなりの差がありますね。
他の食べ物の塩分量とも比べてみましょう。
・海苔の佃煮 5.8g
・明太子 5.6g
・梅干 22.1g
梅干は圧倒的に塩分量が多いですが、塩分が多そうなイメージのある海苔の佃煮や明太子よりも紅生姜の方が塩分量は多いです。
紅生姜を食べる時は塩分に注意する必要がありそうですね。
紅生姜の食べ過ぎは体に悪い?
塩分の摂り過ぎは体に悪いので、食べ過ぎはよくありません。
塩の成分であるナトリウムは過剰摂取すると、体がむくみやすくなるだけではなく、高血圧や胃がんのリスクが高くなるとも言われています。
さらに、生姜は刺激がある食べ物なので、摂りすぎると腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。
胃腸の弱い方は特に気を付けてください。
注意すべきことはこれだけではありません。
紅生姜は、もともと梅酢に含まれる酸で赤くして作られていました。
しかし、一般に流通しているものは色素で着色したものです。
スーパーなどで販売されているものは、発ガン性物質であるタール系色素が使われていることが多いため、過剰摂取は危険です。
着色料が含まれていなくても、保存料やクエン酸などの添加物が含まれていることがほとんどです。
添加物もすべてが危険なわけではないですが、摂り過ぎには注意が必要です。
紅生姜を選ぶ時は、天然の着色料を使っているものなどを選ぶようにすると安心です。
宮崎県産の生姜で作られた紅生姜です。
国内で流通している紅生姜は、中国などの外国産がほとんどですが、こちらは国産です。
合成着色料や、保存料を使用していないので、安心して食べられます。
鮮やかな紅色で食欲をそそりますが、赤キャベツ由来の天然色素による染色なので、添加物の心配がありません。
せっかく食べるなら、安心安全なものを選びましょう。
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紅生姜の適量はどれくらい?
紅生姜の食べ過ぎがよくないことはわかりましたが、適量とはどれくらいなのでしょうか?
WHOによる発表で、1日の塩分摂取推奨値は5g程度とされています。
紅生姜には塩分が多く含まれています。
日本人は塩分を多く摂りがちなので、3食食べると塩分を5g以内に抑えることがなかなか難しいです。
間食をする方はお菓子にも塩分が含まれていることが多いので、さらに塩分量が増えてしまいます。
食べる物の内容によっても適量は変わりますが、毎日食べるとしたら、5g程度を目安にしましょう。
多くても10g以内にした方が安心です。
5gは、生の生姜をスライスしたものだと6~7枚程度、すりおろしたりすると、小さじ1杯程度の量が目安です。
牛丼チェーン店で持ち帰る際にもらえる紅生姜も1袋5g程度なので、目安にしてみてください。
紅生姜は、たくさん食べればいいというわけではなく、長期間続ける方が効能は得やすいです。
健康のためにも、適量食べることを心がけましょう。
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紅生姜のカロリーや糖質は?ダイエットにはどうなの?
紅生姜のカロリーや糖質ってどれくらいかご存知ですか?
最近は体のことを気遣う方も増えてきたので、気になる方も多いと思います。
紅生姜のカロリーは、100gあたり19カロリーです。
糖質の量は約2gとなっています。
主にお酢と塩で味付けされているので低カロリーです。
糖質も低いので、ダイエットには最適な食べ物と言えます。
ただ、牛丼に乗せたりして食べることが多いので、食事の摂りすぎには注意しましょう。
いくら紅生姜のカロリーや糖質が低くても、それだけを食べるわけにはいきません。
ダイエットを考えている方は、一緒に食べるもののカロリーにも気をつけてみてください。
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生姜の種類を解説!
生姜にも種類があります。
大きさによって、時期によってそれぞれ分けられます。
生姜の種類を解説!大きさによる違い!
生姜は大きさによって、大生姜、中生姜、小生姜に分けられます。
では、それぞれの特徴を見てみましょう。
大生姜
日本のスーパーで主に売られている生姜は、大生姜です。
大生姜は、漬物や生鮮用に向いているとされています。
貯蔵も可能で、1年中出荷や加工ができます。
中生姜
大生姜と比べると少し小さめです。
辛みが強く、貯蔵にも適さないので、加工食品に使われることが多いです。
小生姜
小生姜は、一株で400gくらいまでの小さなものです。
他のしょうがと比べると柔らかいです。
辛みはありますが、生のまま食べることもできます。
生姜の種類を解説!時期による違い!
新生姜
収穫したて~夏ごろ早掘りするもののことを指します。
暑くなり始めたくらいの時期に出回ります。
色は白っぽく、柔らかくて香りがいいです。
他の生姜と比べると辛みもそこまで強くありません。
ひね生姜
色が濃く、辛みも強いです。
新生姜を数か月貯蔵してから出荷されたもののことを指します。
1年中出回っています。
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まとめ
今回は、
<紅生姜の栄養>
・ジンゲロール 体を温める効果と殺菌作用
・ショウガオール 熱を全身に運ぶ働き
・ジンゲロン 腸の働きを改善
・シネオール 食欲増進
<紅生姜による効能>
・免疫力アップ
・冷え性改善
・老化防止
・ダイエット
・生活習慣病の予防
<紅生姜の塩分は?食べ過ぎは体に悪い?>
・塩分が多く、食べ過ぎは危険
・添加物にも注意が必要
などをご紹介してきました。
紅生姜は栄養たっぷりなので、適量食べる分には様々な効能が期待できます。
塩分と添加物に気をつけつつ、毎日少しずつ食べて健康体を目指しましょう。